新型コロナ感染や重症化リスク、血液型が影響? 各国で研究進む

新型コロナの抗体検査のために採血する様子=米ワシントンDC/Win McNamee/Getty Images

新型コロナの抗体検査のために採血する様子=米ワシントンDC/Win McNamee/Getty Images

(CNN) 新型コロナウイルスの感染リスクは、血液型によって違いがあるのか――。そんな疑問に着目した研究結果が各国で発表されている。

例えば、欧州の研究チームは6月に、「血液型がA型の人は新型コロナの感染リスクや重症化リスクが高く、O型の人はリスクが低い」という研究結果を米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表した。

それによると、A型の感染リスクはそれ以外の血液型に比べて45%高かった一方、O型の人が感染する割合は、他の血液型の人の65%にとどまった。この調査では、スペインとイタリアで新型コロナウイルスに感染した重症患者1900人あまりを、罹患(りかん)していない2300人と比較している。

これに対し、米マサチューセッツ総合病院などの研究チームは今月16日、新型コロナウイルスの重症化と血液型の関係について、「特定の血液型が重症化に結び付くと信じるに足る根拠はない」とする研究結果を発表した。

血液型をめぐっては過去にも、がんなどの疾患について、特定の血液型の人の方がかかりやすい可能性があるとする研究結果が発表されている。

血液型と新型コロナウイルスの関係について、フランス国立保健医学研究所のジャック・ルペンデュ氏は、2つの仮説があると指摘する。1つは、O型の人は血液凝固問題が起こりにくいという説。血液凝固は新型コロナウイルス感染症の重症化につながる重大な要因と指摘されている。

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