大谷翔平、「二刀流」復活へ パドレス戦で663日ぶりに投手復帰
(CNN) 米大リーグのロサンゼルス・ドジャースは15日、「二刀流」のスター選手、大谷翔平(30)が16日のサンディエゴ・パドレス戦でドジャース移籍後初めてマウンドに立つと発表した。
大谷が公式戦で投げるのは、エンゼルス所属時の2023年8月23日以来、実に663日ぶり。
大谷は5月下旬に最初の実戦形式の投球練習(ライブBP)を行い、デーブ・ロバーツ監督は当時、大谷が投手として実戦に復帰するのは7月のオールスター戦後になるだろうと話していた。大谷はその後さらに2度のライブBPを重ねていた。
15日午後の時点でもロバーツ監督は復帰時期について、まだ確定していないと述べていた。だが、ジャイアンツ戦に5―4で勝利した試合後、ロバーツ監督は大谷が「うずうずしている」とし、近くオープナーとして投げる高い可能性があると語っていた。
同日夜、ドジャースがSNSで、大谷が16日の先発投手になると発表して事態は急展開した。

ピッチングを披露するエンゼルス時代の大谷翔平=2023年8月/Oncea/Getty Images
ロバーツ監督の発言通り、大谷の肩はまだ先発ローテーションの投球数まではできていないため、16日の試合ではオープナーとして1~2イニング限定で登板する見込みだ。
大谷は23年8月の最後の登板後、同年9月に右ひじのじん帯の修復手術を受けた。今オフには左肩の手術も受けている。