体操女子、金メダルのブラジル選手を両側の米選手が祝福 表彰式の一場面
(CNN) パリ五輪で5日、体操女子の床運動決勝を制したブラジルのレベカ・アンドラデを、銀メダルのシモーン・バイルスら米国の2選手が祝福する表彰式での一場面が話題を呼んだ。
アンドラデは、バイルスと銅メダルのジョーダン・チャイルズが両側からかがんで手を差し伸べるなか、表彰台に上って両手を挙げた。
五輪の体操競技で黒人が表彰台を独占したのは初めて。X(旧ツイッター)の五輪公式ページには「これがすべてだ」というキャプションとともに写真が掲載され、表示回数が2600万を超えた。
パリのルーブル美術館がこの写真を「ルーブルに展示するべきかもしれない」と評したコメントには、2万2000件の「いいね」が集まった。
インスタグラムに投稿された表彰式の動画は30万回以上再生され、選手らのスポーツマン精神をたたえるコメントが寄せられた。
女子平均台の決勝で演技するバイルス選手=5日/Jean Catuffe/Getty Images
五輪で金7個を含む通算11個のメダルを獲得しているバイルスはこの日、素晴らしい演技を見せたものの、2回のラインオーバーによる減点で2位に終わった。記者会見では金メダルのアンドラデをたたえ、まず黒人だけの表彰台がとてもうれしかったとコメント。祝福のジェスチャーを提案したチャイルズに「ぜひ」と答え、「今やろうか」とタイミングを合わせたことを明かした。
チャイルズも、アンドラデが「伝説」の選手にふさわしい称賛を受けるべきとの思いだったと振り返った。