「バハマから船を出す」 米フロリダ州知事、ジョコビッチ選手の入国許可を要請

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今月大会が行われる米フロリダ州の知事が、ジョコビッチ選手の入国許可を要請している/Daniel Pockett/Getty Images/FILE

今月大会が行われる米フロリダ州の知事が、ジョコビッチ選手の入国許可を要請している/Daniel Pockett/Getty Images/FILE

(CNN) 米フロリダ州のロン・デサンティス知事など共和党の政治家が、同州で開かれるテニスの「マイアミ・オープン」に世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)を出場させるため、規定を変更して同選手の米国入国を認めるようロビー活動を展開している。

米国は依然として、外国からの旅行者に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付けている。しかしジョコビッチ選手は接種していないため入国が認められず、8日に開幕したBNPパリバ・オープンには出場できなかった。

デサンティス知事は8日の記者会見で、ジョコビッチ選手をマイアミ・オープンに出場させるため、「バハマからここまで彼のためにボートを走らせる。100%そうする」と語った。

米疾病対策センター(CDC)によると、外国から米国に航空機で到着する外国人は、新型コロナウイルスのワクチン接種証明書の提示が義務付けられている。これは他の渡航手段にも適用される。

デサンティス知事は7日、ジョー・バイデン大統領に電話で介入を求め、ジョコビッチ選手の大会出場を実現させるよう促した。

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