ロシアで拘束の米バスケ選手、西部の流刑地に移送 弁護士が確認

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ロシアで懲役刑を言い渡されたB・グライナー選手が流刑地に移送されたことが分かった/Evgenia Novozhenina/Pool/Reuters

ロシアで懲役刑を言い渡されたB・グライナー選手が流刑地に移送されたことが分かった/Evgenia Novozhenina/Pool/Reuters

(CNN) ロシアで拘束され、薬物密輸の罪で懲役刑を言い渡された米女子プロバスケットボール(WNBA)のスター、ブリトニー・グライナー選手が、ロシア西部モルドビアにある流刑地に移送されたことが分かった。同選手の弁護士が17日に明らかにした。ここ数日間、同選手の所在は確認できない状況が続いていた。

同選手の弁護士2人は支援者に感謝を述べた上で、同選手が上記の流刑地で服役を開始したことを確認した。

今週流刑地を訪ねたところ、グライナー選手の状態は良好で、新たな環境に適応しているという。本人にとって極めて過酷な時期であることを考慮し、弁護士の側からこれ以上コメントはしないと述べた。

米国務省は16日、グライナー選手の弁護士チームと連絡を取り、同選手の流刑地への移送が伝えられたことも認識していると発表した。流刑地はモスクワの南東へ車でおよそ7時間の距離にある。

ただ同省の報道官は、ロシア政府から移送に関する正式な通知は一切なかったとして、これに強く抗議すると述べた。また大使館を通じ、引き続きグライナー選手の移送と現在の居場所についての情報提供を強く求めているとした。

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