トルコのサッカーファン、ウクライナのチームに「プーチン」連呼 UEFAが調査

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アウェーでフェネルバフチェを下した後、サポーターに挨拶するディナモの選手たち/Seskim Photo/MB Media/Getty Images

アウェーでフェネルバフチェを下した後、サポーターに挨拶するディナモの選手たち/Seskim Photo/MB Media/Getty Images

(CNN) 27日に行われたサッカー欧州チャンピオンズリーグ(CL)予選のフェネルバフチェ(トルコ)対ディナモ・キーウ(ウクライナ)戦で、フェネルバフチェのファンがロシアのプーチン大統領の名前を連呼する場面があり、欧州サッカー連盟(UEFA)が調査に乗り出した。

第2戦となる試合はディナモ・キーウが延長戦のゴールで2―1で勝利し、フェネルバフチェはCL出場を逃した。第1戦はロシアのウクライナ侵攻を受けてポーランドで行われ、0―0の引き分けに終わっていた。

アウェーのディナモ・キーウの選手が後半先制点を決めたことをきっかけに、プーチン氏の名前が連呼されたとみられる。これに対しインターネットでは強い批判の声が上がった。

UEFAの声明は「フェネルバフチェのサポーターが不正な行為に及んだ疑いに関して規律調査を行う」としている。

フェネルバフチェは声明で、「一部の」サポーターの反応はクラブの姿勢や価値観を表すものではなく、受け入れられないと説明。こうした発言を全てのファンに帰すことは「不公平」との見方も示した。

ネット上で共有された動画では、ディナモ・キーウの選手がホームのファンの前でゴールを祝った直後、ファンの大部分がプーチン氏の名前を歌っているように見える。

ウクライナの駐トルコ大使は、チャント(サポーターによる歌)を聞いて「悲しい」気持ちになったと述べた。

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