水面を走るだけじゃない、滑空する電動パワーボート「レースバード」

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開発チームに加わり、レースバードの設計図を作成したソフィ・ホーン氏/Lloyd Images/ E1 Series

開発チームに加わり、レースバードの設計図を作成したソフィ・ホーン氏/Lloyd Images/ E1 Series

厳しい船出

今年4月、初のE1チーム、ベネチアレーシングチームが発表された。アガグ氏は、各チームに多くのスポンサーが付き、さらに地元の支援が拡大するように、チームとチームが拠点とする都市とがつながりを持つことを期待している。

しかし、E1がフォーミュラEと同等の成功を収めるのは難しいかもしれない。フォーミュラEは世界のモータースポーツファンを取り込めたが、パワーボートレースのファン層はフォーミュラEに比べはるかに小さい。

アガグ氏は、短期的にはE1シリーズが5年後にまだ続いているなら成功とみなすとしているが、長期的には世界中で電動ボートが広く導入されるというのが目標だという。

アガグ氏は「現時点では、電動ボートが入り込める余地はほとんどない」としながらも「いずれ状況は変わるだろう。我々はその変化の主体になりたいと考えている」と付け加えた。

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