米俳優マシュー・マコノヒーさん、故郷の銃撃事件を語る 銃規制訴え

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マシュー・マコノヒーさん、ホワイトハウスで銃規制訴え

(CNN) 米俳優マシュー・マコノヒーさんが7日、ホワイトハウスで記者会見し、テキサス州ユバルディの小学校で起きた銃撃事件で死亡した人々について語り、銃規制に向けさらなる行動を起こすよう情熱的に訴えた。

ユバルディ出身のマコノヒーさんは、妻のカミラ・アルベスさんとともにこの1週間のほとんどを事件の犠牲者の家族と過ごしたという。マコノヒーさんは犠牲となった児童の作品の写真を見せ、またある少女が毎日履いていた緑色のスニーカーを会見室に持ち込んだ。このスニーカーは銃撃事件後に遺体の身元確認に使われ、少女はそのスニーカーの片方にハートを描いていた。

マコノヒーさんは、先月ロブ小学校で殺害された児童19人と教師2人の命を尊重し、どのような行動を起こす必要があるかを示すために、犠牲者の話をする必要があると話した。

「犠牲になった子どもの親たちが望んでいたこと、私たちに求めていたことは何だったか。親たちが妻や私に自分なりの方法で吐露したことは何だったか。それは、自分の子どもたちの夢を守ってほしいということだ。子どもたちの夢が続いてほしい、子どもたちが亡くなった後でも何かを成し遂げてほしいということだ。彼らは失われた命が大切にされることを願っている」とマコノヒーさんは訴えた。

また、今こそ意味のある銃法改革を実現する「機会」だとし、銃購入者の身元確認をより厳しくする「ユニバーサル・バックグラウンド・チェック」、ライフル「ARー15」購入の最低年齢の21歳への引き上げ、ARー15購入の待機期間、「レッドフラッグ法」の導入を呼びかけた。

マコノヒーさんは約20分に及んだ演説で「これらは私たちの国、州、地域、学校、家庭にとって合理的で実用的、かつ戦術的な規制だ。責任ある銃の所有者は、一部の錯乱した人物によって乱用され、乗っ取られている憲法修正第2条にうんざりしている。これらの規制は一歩後退ではなく、市民社会と憲法修正第2条のための前進だ」と述べた。

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