ジョコビッチ選手、先月の陽性歴でワクチン免除と主張

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男子プロテニスのノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)/Clive Brunskill/Getty Images Europe/Getty Images

男子プロテニスのノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)/Clive Brunskill/Getty Images Europe/Getty Images

オーストラリア・メルボルン(CNN) 男子テニス世界ランキング1位、ノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)が全豪オープンを前に、オーストラリアの新型コロナウイルスワクチン接種要件を満たさないとして入国ビザ(査証)を取り消された問題で、同選手側は9日までに、先月の検査で陽性反応を示した後、ワクチン接種免除の通知を受けていたと主張した。

ジョコビッチ選手の弁護士らが豪連邦裁判所に提出し、8日に公開された文書によると、同選手は先月16日に新型コロナの検査で陽性判定を受けたが、症状は出なかった。その後、豪入国時の接種免除を申請し、先月30日に主催の豪テニス協会の最高医療責任者から、免除を認めるとの書簡を受け取っていたという。

今月7日に報道陣にリークされた主催側からの書簡によれば、参加選手らには12月7日付で、過去6カ月以内に新型コロナに感染したことを示す診断書を12月10日までに提出すれば免除の対象になるとの知らせがあったとみられる。CNNは書簡の真偽を独自に確認していない。

弁護士らの書簡によると、ジョコビッチ選手はオーストラリアに到着した1月5日の時点で、ワクチンを接種していなかった。豪国境警備隊による聴取の後、感染歴はワクチンの医学的な禁忌項目に当たらず、接種免除は無効との判断が下された。同選手の入国ビザは6日未明に取り消された。

弁護士らは同選手がテニス協会だけでなく、豪内務省からも隔離なしで入国を認めるとの文書を受け取っていたと主張する。

これに対して、ハント保健相が11月、全豪オープンの大会責任者、クレイグ・タイリー氏に送ったとされる書簡には、過去6カ月に感染歴があっても隔離なし入国の対象にはならないと明記されていた。

ジョコビッチ選手は現在メルボルン市内のホテルに収容中で、10日に出廷する予定。連邦裁判所は同日、ジョコビッチ選手の滞在を認めるか送還するかを審理する予定だ。

一方、ジョコビッチ選手が陽性判定を受けたとされる先月16日に、母国セルビアでマスクを着けないままイベントに参加していたことを示す画像が、SNS上で物議を醸している。

SNSに投稿されたのは、同選手がこの日、対面方式のパネルディスカッションに参加した場面や、テニス関係の授賞式で多数の若者らとポーズを取っている場面、自分の名前が入った郵便切手を受け取った場面などの画像。本人がこの時点で陽性の結果を知っていたかどうかは明らかになっていない。

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