映画小道具の銃で2人死傷、撮影記録係がボールドウィンさんらを提訴

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映画「ラスト」の撮影記録係を務めたマミー・ミッチェルさん=17日、米ロサンゼルス/Rodin Eckenroth/Getty Images

映画「ラスト」の撮影記録係を務めたマミー・ミッチェルさん=17日、米ロサンゼルス/Rodin Eckenroth/Getty Images

(CNN) 米俳優アレック・ボールドウィンさんが新作映画「ラスト」の撮影現場で小道具の銃を発射し2人が死傷した件で、同作の撮影の記録係を務めたマミー・ミッチェルさんが19日までに、ボールドウィンさんと他の関係者数名を提訴した。

ロサンゼルスの裁判所に提出された訴状によれば、ボールドウィンさんはロシアンルーレットをやっている際に銃を発射した。事前に自分で銃を確認してはおらず、自らの立ち会いの下で担当者に確認させることもしていなかったという。

ボールドウィンさんは先月21日、撮影現場で銃を発射。撮影監督のハリーナ・ハッチンズさんが死亡したほか、監督のジョエル・ソウザさんが負傷する結果となった。捜査関係者は、銃に実弾が装填(そうてん)されていた疑いがあるとみている。裁判文書によれば、ボールドウィンさんは銃に実弾が入っているとは思わなかったと発言している。

今回の訴状の対象にはボールドウィンさんに加え、「ラスト」の制作会社の火器担当者や助監督、その他の制作スタッフも含まれる。ミッチェルさんの弁護士は制作チームについて、業界の定める手順に従わず、「けがや死が単なる可能性を超え、起こり得る結果となる」環境を作り出したと指摘した。

ミッチェルさんは現場での銃の発射がトラウマとなり、身体的、精神的な被害を被ったとして金銭的な補償を求めている。ミッチェルさんの弁護士が記者会見で明らかにした。

同業界に40年いるミッチェルさんだが、今回の一件の後は働くことができていないという。

銃の発射についてはサンタフェ郡保安官事務所が捜査に当たっているが、現時点でいかなる結果も公表されていない。

先週には現場で照明係を務めた男性も、ボールドウィンさんや火器担当者、助監督らを提訴していた。彼らの不注意から自身が「重大な精神的苦痛」を味わうことになったと主張している。

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