北京冬季五輪の聖火採火式で中国非難の抗議活動、ギリシャ

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17日、アクロポリスの遺跡でチベットの旗などを掲げる活動家/Yorgos Karahlis/AP

17日、アクロポリスの遺跡でチベットの旗などを掲げる活動家/Yorgos Karahlis/AP

(CNN) ギリシャの警察は21日までに、古代五輪が誕生した同国のオリンピア遺跡で実施された来年2月開幕の北京冬季五輪の聖火採火式に人権擁護活動家3人が入り込み、「集団殺害(ジェノサイド)のゲーム」を非難する垂れ幕やチベットの旗を掲げる騒ぎがあったと報告した。

3人は厳重な警備網をすり抜け、会場のヘラ神殿への侵入を試みた。警官らに制止される前、神殿へ数メートルの距離で旗などを振り、同五輪ボイコットを訴えたという。

式はテレビ中継されていた。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長はオリンピアでの演説で五輪は「政治的に中立の場所」として尊重を求めることなどを訴えていた。

今回の抗議活動は18日に起きたが、アテネの古代ギリシャ遺跡アクロポリスでは前日、活動家3人が工事用の足場に上って北京冬季五輪に反対する横断幕などを広げ、拘束される騒ぎもあった。

地元警察は声明で、遺跡の警備員が気づいて阻止したため3人の試みは成功しなかったと説明。3人はその後、逮捕されたとした。

団体「スチューデンツ・フォー・フリーチベット」が出した文書の声明によると、3人のうちの2人はチベット系米国人と香港から海外に逃れた活動家。3人はその後、釈放され出国が認められたともした。

声明は、新疆ウイグルでのジェノサイドやチベットの残忍かつ不法な占領、香港での自由や民主主義の弾圧の悪化を含め中国による目に余る人権侵害の証拠をIOCは再三無視してきたと批判した。

聖火採火式での抗議活動は2008年の北京夏季五輪に伴っても起きていた。

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