「バルセロナは何よりも上の存在」、会長がメッシ退団に言及

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バルセロナのラポルタ会長が、記者会見でメッシ選手の退団決定について説明した/Manuel Queimadelos Alonso/Getty Images Europe

バルセロナのラポルタ会長が、記者会見でメッシ選手の退団決定について説明した/Manuel Queimadelos Alonso/Getty Images Europe

(CNN) サッカーのスペイン1部リーグ、バルセロナのラポルタ会長は6日、記者会見でリオネル・メッシ選手の退団決定に触れ、同クラブは「何よりも上の存在」であり、その重要性は世界最高の選手をも上回るとの認識を示した。

バルセロナは前日、同クラブで19年間を過ごしたメッシ選手との契約を更新しない方針を発表していた。メッシ選手については史上最高のプレーヤーの1人との見方が多い。

バルセロナによると、双方は新たな契約で合意に達していたものの、クラブの厳しい財務状況とスペインリーグのファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規則により、締結が不可能になったという。

ラポルタ氏は記者団に対し、「メッシとの契約更新には一定のリスクがあった。(中略)だが、クラブをより大きなリスクにさらすことはできない」と説明。「感情は脇において、冷静な頭で数字を見る必要がある」などと述べた。

最近会長に再任されたラポルタ氏は、責任の多くはバルトメウ前会長にあると指摘。現在の給与額はクラブの総収入の110%に達しており、動きが取れない状況だったとしている。

ラポルタ氏によると、メッシ選手の給与は減額した場合でもクラブの収入の95%を占める。スペイン紙の報道によれば、6月末に満了した前回の契約の規模は6億7200万ドル(約740億円)相当と、スポーツ史上最高額となっていた。

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