ショーン・ペン、ドラマ撮影継続に全員のワクチン接種要求

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米俳優のショーン・ペンさん/Catarina+Perusseau/Shutterstock

米俳優のショーン・ペンさん/Catarina+Perusseau/Shutterstock

(CNN) 米俳優兼監督のショーン・ペンさん(60)が主演する新作の政治ドラマに触れ、出演する俳優と製作スタッフの全員が新型コロナウイルスのワクチン接種を受けなければ撮影の現場には戻らないとの考えをこのほど示した。

ペンさんの代理人がCNNの取材に確認した。米メディア「デッドライン」は最近、ペンさんは新作ドラマを製作するNBCユニバーサルのワクチン接種対策に不満を抱いていたと報道。

同社は接種の義務づけを俳優と俳優との至近距離で活動する関係者に絞る「ゾーンA」を設定していたが、ペンさんはこのゾーン以外での接種の必須化を求めていたという。

新作のテレビドラマ「Gaslit」の撮影は新型コロナの感染が再拡大する米カリフォルニア州で進められている。このドラマは米ウォーターゲート事件を題材にし、ペンさんはニクソン政権時代の司法長官だったジョン・ミッチェルを演じる。ジュリア・ロバーツさんが妻のマーサ・ミッチェル役となっている。

放映は今年後半の予定。

デッドラインによると、ペンさんは自ら率いる非営利団体COREを通じ製作スタッフらへの無料のワクチン投与を申し出ていた。COREは新型コロナ禍に対応しカリフォルニア州などで多くの検査やワクチン接種会場の開設を支援している。

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