ナミビア陸上女子2選手、東京五輪400mに出場できず テストステロン値基準超え

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テストステロンが基準値を超えたナミビアの女子陸上2選手が400mに出場できず/Stanislav Kogiku/SOPA Images/LightRocket/Getty Images

テストステロンが基準値を超えたナミビアの女子陸上2選手が400mに出場できず/Stanislav Kogiku/SOPA Images/LightRocket/Getty Images

(CNN) アフリカ・ナミビアのクリスティン・エムボマ選手とベアトリス・マシリンギ選手が、テストステロン値が基準を超えたため、東京五輪の400メートルに出場できないことがわかった。ナミビア・オリンピック委員会などが明らかにした。

世界陸連によれば、エムボマ選手とマシリンギ選手は今年の400メートルの世界記録の上位5つのうち4つに入っている。

テストステロン値の基準値超えは世界陸連の要請した医学的評価の際に見つかった。

世界陸連では、女性の選手に対して400メートルなどの一部の種目に参加するにはテストステロンの値が1リットルあたり5ナノモルを超えないよう求めている。

ナミビアのクリスティン・エムボマ選手。テストステロン値が基準を超えたため、東京五輪の400メートルに出場できないことがわかった/Tytus Zmijewski/EPA-EFE/Shutterstock
ナミビアのクリスティン・エムボマ選手。テストステロン値が基準を超えたため、東京五輪の400メートルに出場できないことがわかった/Tytus Zmijewski/EPA-EFE/Shutterstock

そうした選手が競技に参加するには治療などでテストステロンの値を下げる必要がある。世界陸連はこうした措置について公平な競技を保証するためとしている。

ただ両選手とも100メートルと200メートルには依然として参加資格がある。

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