ツール・ド・フランス大転倒、原因つくった疑いの女を逮捕 仏
(CNN) 自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」の初日に起きた大規模な転倒事故で、仏西部ブレストの検察はCNNに対し、プラカードを掲げて事故原因をつくった疑いのある女の身元が特定されたと明らかにした。女は逮捕され、警察の事情聴取を受けているという。
事故は6月26日、第1ステージのゴールから45キロ離れた地点で発生。沿道にいた女性が大きなプラカードを掲げ、相次ぐ転倒を引き起こした。
プラカードにはフランス語とドイツ語で「行け! おばあさん、おじいさん」と書かれていたが、意図は明らかになっていない。
事故時の映像には、集団の先頭付近を走っていたドイツのトニー・マルティン選手にプラカードが当たり、後続選手が次々とクラッシュする様子が映っている。