全米女子OP、笹生優花が優勝 影響を受けた選手は「ロリー・マキロイ」

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ハートン・S・センプル・トロフィーを手にする笹生/Santiago Mejia/The San Francisco Chronicle/Getty Images

ハートン・S・センプル・トロフィーを手にする笹生/Santiago Mejia/The San Francisco Chronicle/Getty Images

「最後の数ホールは少しおなかが痛かった。理由はわからないが、プレーオフ2ホール目の後にバナナを食べたらよくなった」「少し興奮した気持ちやプレッシャーを感じた。何よりおなかが心配だった」と笹生は語る。

フィリピン人の母と日本人の父のもとに生まれ、笹生ときょうだいは成長に伴い2カ国の間を行き来する生活を送った。

「私が9歳になったとき、両親にゴルフがしたいと話した。私は父と一緒にフィリピンに戻らなければならなかった。父やきょうだいは行ったり来たりしながら、一番大きな犠牲を払ってくれたと思う。今は彼らへの感謝しかない。彼らがいなければ今の私はここにいない」

観客のためにプレー

2019年11月のプロ転向後、笹生は当初、新型コロナウイルス流行の影響でファンの前でプレーする機会に恵まれなかった。

最終ラウンド18番ホールの笹生/Santiago Mejia/The San Francisco Chronicle/Getty Images
最終ラウンド18番ホールの笹生/Santiago Mejia/The San Francisco Chronicle/Getty Images

だからこそ、今大会で自分を見つめる群衆にその能力を示し、子どもたちにサインをできたことは「すばらしい」経験になったという。数年前には自分自身がサインをもらう立場だった。

笹生は「私のような子どもたちがたくさんいて、私自身もレクシー(・トンプソン)などからサインをもらったような経験がある」「サインをしてくれたプロはたくさんいる。だから私も彼らがしていることをしたい」と語る。

手に持った有名なハートン・S・センプル・トロフィーを見つめながら「このトロフィーは格好いい。これを持って家に帰る」と話した。

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