ローリング・ストーンズ、トランプ陣営に楽曲の使用中止求める 法的措置も通告

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ローリング・ストーンズがトランプ大統領陣営に対して楽曲の使用中止を求めた/Kevin Winter/Getty Images North America/Getty Images

ローリング・ストーンズがトランプ大統領陣営に対して楽曲の使用中止を求めた/Kevin Winter/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) 英ロックバンド「ローリング・ストーンズ」は27日、トランプ米大統領の選挙陣営に対し、今後の政治活動や選挙運動に同バンドの楽曲を使わないよう求め、法的措置も辞さないと通告したことを明らかにした。

ローリング・ストーンの報道担当者によると、バンド側は米著作権管理団体BMIを通し、トランプ陣営が無許可で楽曲の使用を続けた場合は訴訟に持ち込むとの方針を伝えた。

トランプ氏の選挙集会では、ローリング・ストーンズが1969年に発表した「無情の世界」が退場の曲に使われ、オクラホマ州タルサで開かれた集会でも流れていた。

BMIによると、トランプ陣営は政治団体として、1500万曲以上の使用を許可されている。ただし著作者らが使用に反対した場合の規定に基づいて、ローリング・ストーンズの楽曲を許可対象から除外したとの通知を送り、今後使用すればBMIとのライセンス契約違反になると警告したという。

トランプ陣営は2016年大統領選でも、ローリング・ストーンから楽曲を使わないよう要請されていた。

オクラホマ州の集会では17年に急逝した米ロック歌手トム・ペティの楽曲も無断で使われ、遺族らが使用停止を求める通告書を出した。

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