来年のアカデミー賞授賞式、4月に延期 新型コロナ影響

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新型コロナウイルスの影響で、来年のアカデミー賞授賞式が4月に延期されることになった /Tim Boyle/Getty Images North America/Getty Images

新型コロナウイルスの影響で、来年のアカデミー賞授賞式が4月に延期されることになった /Tim Boyle/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) 米映画芸術科学アカデミーは15日、2021年2月28日に予定していた第93回アカデミー賞の授賞式を、同年4月25日に延期すると発表した。新型コロナウイルスの影響に配慮したもので、アカデミー賞授賞式の延期は40年ぶりとなる。

延期の理由について同アカデミーは、「誰にも制御できない事態によって映画製作者が不利益を被ることなく作品を完成させて公開できるよう、柔軟性を提供する」と説明している。

アカデミー賞は通常、前年の1年間の映画を選考対象としているが、2021年のアカデミー賞についてはこの期間を延長し、同年2月28日までの映画を対象とする。

2020年12月14日に予定されていた「アカデミー映画博物館」の開業は、21年4月30日に延期された。

アカデミー賞授賞式の延期は1981年以来。この年は、米国のレーガン大統領(当時)暗殺未遂事件の影響で、授賞式が24時間延期された。

世界的な新型コロナウイルス流行の影響で、映画やテレビ番組の制作はほぼ全面的に延期や再考を余儀なくされている。

映画館も閉鎖されたために劇場公開の予定が変更され、この夏の公開予定がずれ込んで、年末公開の映画がひしめく状況になっている。

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