米アカデミー賞、ネットフリックス映画やヒーロー映画が史上初の作品賞候補に

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第91回米アカデミー賞のノミネート作品が発表された/Andrew H. Walker/Getty Images North America/Getty Images

第91回米アカデミー賞のノミネート作品が発表された/Andrew H. Walker/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) 第91回米アカデミー賞のノミネート作品が22日に発表された。作品賞には、動画配信サービス大手ネットフリックスの白黒映画「ROMA/ローマ」が同社の作品として史上初めて、マーベルの超ヒット作「ブラックパンサー」がスーパーヒーロー映画として史上初めてそれぞれノミネートされ、注目を浴びている。

「ROMA/ローマ」はアルフォンソ・キュアロン監督がメキシコで過ごした青年期を振り返る作品。オールスターキャストで演じるコメディードラマ「女王陛下のお気に入り」と並び、作品賞をはじめ最多の10部門でノミネートされた。

ほかに「ブラック・クランズマン」「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」「アリー/スター誕生」「バイス」が作品賞の候補に選ばれている。

人気作品が並ぶ中で突出した候補作はなく、今年のアカデミー賞は特に予想が付きにくくなった。

主演女優賞候補となった女優の中では、特にグレン・クローズ(天才作家の妻―40年目の真実―)とレディー・ガガ(アリー/スター誕生)の前評判が高い。

CNNの「RBG」はドキュメンタリー賞にノミネートされ、ジェニファー・ハドソンとダイアン・ウォーレンが歌うRBGの主題歌は歌曲賞の候補に選ばれた。

日本映画は「万引き家族」が外国語映画賞に、「未来のミライ」がアニメ映画賞にそれぞれノミネートされた。

アカデミー賞授賞式は2月24日、米ABCテレビで放送される。

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