C・ロナルド選手のレイプ疑惑、米警察がDNA提供を要請
(CNN) サッカーのポルトガル代表、クリスティアーノ・ロナルド選手からレイプされたと米国人女性が主張している問題で、捜査に当たるラスベガス警察は10日、ロナルド選手のDNAサンプル提供を求める令状をイタリア当局に送付したことを明らかにした。
ラスベガス警察の報道官は、他の性的暴行事件と同様の対応だと説明。DNA収集に向け、イタリア当局に正式な要請をしたことを確認した。ロナルド選手はイタリアの名門クラブ、ユベントスでプレーしている。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)によれば、捜査担当者は、ロナルド選手のDNAが女性のドレスから見つかったDNAと一致するか調べたい考え。
被害を訴えている女性は訴状で、2009年にラスベガスのホテルでロナルド選手から襲われ、繰り返し拒否したにもかかわらずレイプされたと主張。女性の訴えを受け、警察は昨年10月に刑事捜査を再開していた。
ロナルド選手の代理人によれば、ロナルド選手はかねて同意のもとでの行為だったと主張してきた。DNAが残っているのは意外ではなく、警察が捜査の一環としてDNAサンプルを要請するのも想定内だとしている。
ロナルド選手は昨年10月、ツイッターで疑惑を強く否定。「レイプは忌むべき犯罪であり、私のあり方や信念の全てに反する」などと述べた。