ロックの巨匠、ファッツ・ドミノさん死去 89歳

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ファッツ・ドミノさんが死去

ファッツ・ドミノさんが死去

(CNN) ロックンロール初期に数多くのヒット曲を生み出した巨匠、ファッツ・ドミノ(本名アントワーヌ・ドミノ)さんが24日に死去した。89歳だった。ルイジアナ州ジェファーソン郡の検視局は、自然死だったとしている。

ドミノさんは1950年代から60年代初めにかけて、プロデューサー兼編曲者のデイブ・バーソロミューさんと共に数多くのヒット曲を手がけ、ニューオーリンズをロックンロールの街として確立させる功績を果たした。

1949年にリリースした楽曲「ザ・ファット・マン」は、ロックンロール初期の1曲として知られる。その後も「エイント・ザット・ア・シェイム」「ブルーベリー・ヒル」「ブルー・マンデー」などのヒット曲を送り出し、23曲はゴールドシングルに認定された。

レコードの売り上げ枚数は、1950年代のアーティストの中ではエルビス・プレスリーに次いで2位だった。

ミドルテンポのリズムや3連符を基調とした独特なピアノ演奏が特徴で、編曲ではサックスのソロやメロディーを奏でるリードギターをよく取り入れていた。こうしたスタイルは、ポール・マッカートニーやランディ・ニューマンといったアーティストに影響を与えている。

1986年にロックの殿堂入りを果たし、98年には当時のクリントン大統領から全米芸術勲章を贈られた。

「Entertainment」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]