米ディズニーが独自配信へ、ネットフリックスとの提携終了

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米ディズニーが独自の動画配信サービスに乗り出す

米ディズニーが独自の動画配信サービスに乗り出す

ニューヨーク(CNNMoney)  米ディズニーは8日、動画配信大手ネットフリックスとの提携を終了して作品の提供を打ち切り、独自の配信サービスを開始すると発表した。

同時に、昨年すでに33%の株式を取得していた動画配信会社、BAMテックへの出資比率を過半数に引き上げる方針も明らかにした。追加の株式を15億8000万ドル(約1740億円)で取得する。

ディズニーは収益の大半を傘下のスポーツ専門チャンネル「ESPN」などケーブルテレビ事業から得てきたが、近年は加入者数や広告収入の減少が目立っている。そこで視聴習慣の変化に合わせ、ストリーミング事業に重点を移す構えだ。

2018年にESPNブランド、19年にディズニーブランドのストリーミング・サービスを開始するという。

米国の視聴者は、ディズニーと傘下ピクサーの新作映画について、独自のストリーミング・サービスでのみ視聴できる形となる。この中には19年に公開を予定している「トイ・ストーリー4」や「アナと雪の女王」続編、「ライオン・キング」実写版が含まれる。

ESPNのストリーミング・サービスでは、年間約1万件のスポーツ・イベントを配信する計画だという。

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