サッカーW杯、東アジア4カ国共催で 韓国大統領が提案

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FIFAのインファンティノ会長(左)は韓国からの提案を歓迎

FIFAのインファンティノ会長(左)は韓国からの提案を歓迎

しかしサッカーは南北間で共有できる数少ない分野のひとつ。韓国と北朝鮮は親善試合や国際試合で定期的に対戦してきた。両国ともアジアでは強豪チームの部類に入る。4月には韓国の女子チームがアジア杯の予選で平壌を訪れた。

スポーツ大会への誘いが常に成功するわけではない。1988年のソウル五輪は南北共催案の交渉が決裂し、北朝鮮がボイコットする結果になった。

FIFAのインファンティノ会長は会談で、文氏の提案を歓迎した。困難はあるにせよ、「信念に基づいて努力することは重要だ」「こうした構想を語るだけで強いメッセージが伝わる」と強調。今週中に会談を予定している習近平(シーチンピン)中国国家主席にも伝えると述べた。

韓国や日本、中国には優れたスポーツ施設がそろっている。日韓両国は2002年W杯を共催し、北京では08年五輪が開かれた。東京は20年五輪の開催国だ。22年のW杯開催国、カタールのように大規模なスタジアム建設は必要なく、共同で名乗りを上げれば有力な候補地となる可能性が高い。

ただW杯100周年となる30年の大会をめぐっては、すでに第1回大会の開催国ウルグアイが隣国アルゼンチンとの共催案を出しているほか、英国で開催する案も浮上している。

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