安倍首相、新国立「白紙に」 ハディド氏側、コスト高で反論

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今後どんなスタジアムが建設される?

今後どんなスタジアムが建設される?

安倍首相の決定を受け、国際統括団体ワールドラグビーの広報担当者は、「非常に失望している」との声明を発表。日本のラグビーワールドカップ2019組織委員会に対し、さらなる詳細な説明を求めるとしている。

新国立競技場建設案を巡っては、建設費などが増大する中、予算削減、デザイン見直し、解体作業の遅れなど、多くの問題が浮上していた。

ハディド氏の建築事務所のプロジェクト責任者、ジム・ヘベリン氏は建設案について、12年に行われたロンドン五輪など大規模プロジェクトに関わってきた経験を生かし、「今後50~100年にわたり、日本スポーツ界の新しいホームスタジアムとなる」デザインを目指して取り組んできたと述べた。

コスト面については、「日本の建設会社の能力の範囲内にある標準的な建設資材や技術を使っており、日本スポーツ振興センター(JSC)が設定した予算を満たすもの」だとして、コスト高騰の原因がデザインにないことを強調。東京における建設コストが年々急増する中、適切な建設費で合意することが課題だったと述べた。

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