中国サッカーファン、一押しは英アーセナル

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CIBS研究所長のサイモン・チャドウィック氏によれば、米プロバスケットボールの「NBA」と比べても、欧州サッカークラブの海外市場戦略は物足りないという。

同氏は「プレミアリーグのクラブの売上高に占める海外収益の割合は、大体10%足らずだ。一方、NBAの場合は、物質面、市場面で現地インフラがしっかりと整備されており、ファンや顧客の要求に応えるための土台となっている」と指摘する。

中国市場でライバルとなるのはNBAのような他のスポーツだけではない。急拡大する中国国内リーグとの競争にも直面している。中国のプロ1部スーパーリーグ(CSL)は前進のプロリーグを引きつぐ形で2004年に設立され、現在では16クラブを擁するまでに成長した。

なかでもイタリアの名将マルチェロ・リッピ監督を招聘(しょうへい)した広州恒大は、国内リーグを席巻。国外でも昨年11月、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で中国クラブとして初の優勝を遂げている。

広州恒大の発表によると、同クラブは1試合平均4万5000人もの観客動員数を誇るという。

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