「スフィンクス」と名付けられた金色の1954年製シボレー210の脇に、クリーミーグリーンの1936年製ダッジ・セダン「エルテソロ」と、鮮やかなピンクの1954年製マーキュリー・モントレー「ラビダロサ」が並ぶ
ローライディングが最初に普及したのは1940年代のカリフォルニア南部。メキシコ系米国人が色鮮やかな塗装を米国車に施し、「ローアンドスロー」で走行するよう改造した。第2次世界大戦後にローライダー文化が米国各地に広まる中、その魅力は海外でも増していった。ここでは日本独自の色合いを深めたローライダー文化を見ていく