60年ぶりの大型サイクロン、5700人が避難 トンガ

サイクロンはフィジーに向かい、その後、勢力を弱めるとみられている

2018.02.13 Tue posted at 16:54 JST

(CNN) 南太平洋の島国トンガが大型ハリケーンに襲われ、建物の損壊や大規模な停電などの被害が出ている。

サイクロンは一時、最大風速約64メートル、瞬間最大風速が約78メートルに達した。12日午後8時ごろトンガに上陸し、深夜から13日未明にかけて本島のトンガタプ島を襲った。

ソーシャルメディアに登校された画像には、同島にある首都ヌクアロファで国会議事堂などが損壊した様子などが写っている。

トンガの旧宗主国、英国の気象当局によると、同国に接近したサイクロンとしては60年ぶりの規模。予報をはるかに超える強さだったという。

死傷者数の確認は難航しているが、トンガ警察の報道官は、トンガタプ島の救急当局が13日朝の時点で重傷者3人、軽傷者30人に対応していると述べた。72歳の男性が心臓発作で死亡したが、サイクロンとの関係は不明とされる。

トンガタプ島全体が停電で暗闇に包まれ、当局は病院を最優先に復旧作業を進めた。13日朝には警察と軍、国の緊急対策当局による混成チームが出動した。

12日から13日にかけての一晩で5700人が避難所に駆け込んだとみられ、今後数日間で人数はさらに増えることが予想される。

トンガ南方に位置するニュージーランドからは13日、12トンの物資と10人編成の調査チームが送り込まれた。同国の軍も搬送などに協力している。

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