19世紀の交易船、干上がったミシシッピ川から姿現す

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干上がったミシシッピ川で見つかった19世紀の交易船/WBRZ

干上がったミシシッピ川で見つかった19世紀の交易船/WBRZ

(CNN) 干ばつで記録的な水位の低下が続く米ミシシッピ川を探索していたルイジアナ州バトンルージュの住民が、干上がった水路から19世紀の交易船を発見した。

発見者のパトリック・フォードさんはCNN提携局WBRZの取材に対し、ミシシッピ川の水位が低下する様子は何週間も前から観察していたが、船の発見は予想外だったと話している。

「この前の日曜、残っていた岸が押し流されて、完全な姿をした船がそこにあることに気づいた」とフォードさん。すぐ友人に知らせ、続いて専門家にも連絡を取った。

連絡を受けた州の考古学者チップ・マクギムシーさんがWBRZに語ったところによると、この船は1886年にインディアナ州で建造された交易船「ブルックヒル」だったと思われ、その存在は以前から確認されていたという。

ブルックヒルは1915年9月29日の暴風雨で、姉妹船の「イストルーマ」とともに沈没した。沈没していたのは、フェリー乗り場のあった場所から約30メートルの地点だった。

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