ワクチン受けた若者の心臓炎症、症状軽く大半は直ぐ回復 米論文

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米LAの移動式診療所で、ファイザー製ワクチンの投与の準備をする医師助手/Patrick T. Fallon/AFP/Getty Images

米LAの移動式診療所で、ファイザー製ワクチンの投与の準備をする医師助手/Patrick T. Fallon/AFP/Getty Images

(CNN) 10代や若年層の成人が新型コロナウイルスのワクチンを打った場合、心筋炎と呼ばれる心臓の炎症を発症することもある問題で米科学誌「サーキュレーション」は9日までに、症状が発生しても軽度であり、大半は直ぐに回復するとの論文を掲載した。

論文を発表した研究者グループは死亡例もないと説明した。

今年7月4日まで報告された心臓の炎症に関する139症例を分析。ほぼ全ての症例は、米ファイザーと独ビオンテックの2社、米モデルナ社がそれぞれ開発したmRNAワクチンの2回目が投与された後に発生していた。

ワクチン接種後に心筋炎を招くメカニズムやリスク要因は不明とも指摘した。患者の大半は白人だったともした。

最も多く見られた症状は胸の痛みだった。また、3分の1近くが発熱し、4分の1は呼吸困難を訴えていた。集中治療室に収容されたのは20%以下だったという。

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