ウクライナ、ロシア支配地域からの部隊撤収に応じず ゼレンスキー大統領が表明

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電話会談後、会見を行うウクライナのゼレンスキー大統領=19日/Thomas Peter/Reuters

電話会談後、会見を行うウクライナのゼレンスキー大統領=19日/Thomas Peter/Reuters

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は、米国のトランプ大統領や欧州首脳と電話で協議した後に声明を出し、ロシアの占領下にある自国領からウクライナ軍を撤収させることはないと強調した。

ゼレンスキー氏は「ロシアが我々の土地からの部隊撤退を条件にするなら、それはロシアが停戦も戦争終結も望んでいないということだ」と指摘。ウクライナにとって絶対に受け入れられない「レッドライン」であることをロシアも十分認識しているとして、その要求はロシアが和平に真剣でないことを明確に示すと述べた。

ロシアは現在、クリミア半島のほか、ルハンスク州の大部分や、ドネツク州、ヘルソン州、ザポリージャ州の一部を占領している。

ゼレンスキー氏はX(旧ツイッター)への投稿で、ウクライナとロシアの和平交渉から米国が距離を置けば「利益を得るのはプーチン(ロシア大統領)だけだ」として、米国が関与し続けることの重要性を訴えた。

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