夢に見た宝くじ番号買い続けついに当選、6千万ドル カナダ

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カナダに住む女性が夫の夢に現れた番号の宝くじを長年買い続け、ついに当選を果たした/Courtesy Ontario Lottery and Gaming

カナダに住む女性が夫の夢に現れた番号の宝くじを長年買い続け、ついに当選を果たした/Courtesy Ontario Lottery and Gaming

(CNN) ラオスからカナダに移住した一家の妻が夫が夢に出たとする一連の番号の宝くじを数十年間にわたって買い、このほど6000万米ドルの巨額賞金をついに射止める幸運を得た。

同国オンタリオ州の宝くじ運営当局が報道発表文で発表した。同州トロントに住む57歳の妻は当選を知った瞬間について「有頂天になるほどうれしく、涙を流して泣いた」と振り返った。新居を購入し、新型コロナが収束したら世界中を旅行する計画も明かした。

当選を知ったのは昨年12月1日で、自らは銀行で請求書を支払い、夫は当選番号を調べていた時だった。2人が車に戻った際、夫が6000万ドルの賞金の吉報を告げたという。

妻は1980年、兄弟14人と一緒にカナダに移住。その後は、夫と共に家族を養うため懸命に働く日々だった。貧窮の身にあった一家はこの間、地元の教会の世話を長年受けており、感謝の気持ちも示した。

夫婦で長時間の単純労働などを40年間余、続ける生活だったが、妻は昨年の春、一時解雇を迫られた。この苦境の時に手にした巨額賞金だけに家計のやりくりが本当に楽になると喜んでいる。

当選を受け、妻は自分のために幾つかのダイヤモンドを買うと望みながらも、夫妻はまず、請求書の支払いを処理し、子どもたちを助ける方途を計画している。

子どもは2人いるが、いずれも新型コロナの影響で一時解雇された窮境にある。子どもは、両親は長年、身を粉にして働き続けて多くの犠牲を支払っただけに今回の幸せを享受(きょうじゅ)する資格はあると祝福しているという。

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