新型コロナ「探知犬」の実験開始、においで感染者を識別か 英

英国で特別に訓練した犬が人間の体の中に潜む新型コロナウイルスを検知できるかどうか実験が行われる/Leon Neal/Getty Images

英国で特別に訓練した犬が人間の体の中に潜む新型コロナウイルスを検知できるかどうか実験が行われる/Leon Neal/Getty Images

(CNN) 英国政府は16日、特別に訓練した犬が人間の体の中に潜む新型コロナウイルスを症状が出る前などに探知することが可能かどうかの実験をロンドンで開始する計画を明らかにした。

研究者たちは犬の嗅覚(きゅうかく)が将来的にコロナウイルスを突き止めるための早期警戒対策の新たな手段となり得るかどうかを見極めることを期待している。

実験に使うのは「スーパーシックス」と呼んでいるラブラドルレトリバーとコッカースパニエルの雑種犬6匹。

実験ではまずにおいのサンプルを嗅ぎ分けることが可能かどうか調べる。呼吸器系疾病は体臭を変質させることが知られている。研究者たちは犬はマラリアの病原体の探知もこなすことからコロナウイルスの場合も可能とみている。

がんやマラリア、パーキンソン病などを含む人間のさまざま病気に伴う体臭を探知する犬を訓練した事例は既にある。

団体「メディカル・ディテクション・ドッグス」の共同創設者で最高経営責任者(CEO)でもあるクレア・ゲスト博士は、新型コロナウイルスとの闘いの場で犬が果たす役割があるのかの機会を与えてくれた英政府に謝意を表明。

犬には人間に対する迅速な検査を助けられる潜在的な能力があり、英国の封鎖措置を解除させる上で重要な手段になると説明。この能力が新型コロナの流行の第2波を防ぎ、英国の国民保健サービス(NHS)の貴重な資源を治療などを最も必要とする現場への投入につながることを願うとも述べた。

また、犬が新型コロナウイルスのにおいを見つけることは確信しているとも主張。訓練では実際の現場で犬の嗅覚を試す段階に移った後、他の機関と協力し出動させるより多くの犬の訓練へ進むことを期待した。

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