ドイツのプロサッカーリーグ、2カ月ぶり再開 無観客で6試合

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リーグ再開の試合で得点を決めてよろこぶボルシア・ドルトムントのアーリング・ブラウト・ハーランド選手/Pool/Getty Images Europe/Martin Meissner/Pool via Getty I

リーグ再開の試合で得点を決めてよろこぶボルシア・ドルトムントのアーリング・ブラウト・ハーランド選手/Pool/Getty Images Europe/Martin Meissner/Pool via Getty I

(CNN) 新型コロナウイルス感染拡大で中断されていた欧州サッカー主要リーグのうち、独ブンデスリーガが再開のトップを切った。16日に無観客で6試合が開催され、テレビ中継された。

米スポーツ界や欧州の他リーグが注目するなか、ブンデスリーガでは9週間に及んだ中断期間を経て試合が再開された。

通常なら1試合に平均4万3300人が集まる観客席は空のままで、会場には監督と選手の声や手をたたく音だけが響いた。

再開の裏では周到な準備が進められたという。各チームの選手らは試合の1週間前から隔離生活を送り、定期的に検査を受けた。

アウクスブルクのヘルリッヒ監督は隔離期間中、歯磨き粉を買いに外出したため、この日の試合でベンチ入りできなかった。

ボルシア・ドルトムントとシャルケの試合でリーグが再開された/MARTIN MEISSNER/AFP/POOL/AFP via Getty Images
リーグが再開し、ボルシア・ドルトムントとシャルケが対戦した/MARTIN MEISSNER/AFP/POOL/AFP via Getty Images

選手が陽性反応を示せば試合は中止になる。ブンデスリーガ2部ディナモ・ドレスデンでは選手2人の陽性が判明し、17日のハノーバー戦が延期された。

スタジアムへの移動は複数のバスに分乗し、チームごとに複数のロッカールームが割り当てられた。ウォーミングアップや入場の時間をずらし、クラブの公式マスコットの姿もなかった。

控えの選手はマスクを着用して、通常のベンチより離れた観客席寄りのエリアに待機した。試合用ボールはキックオフ前に消毒された。

再開後の初ゴールを決めたドルムントのFWアーリング・ハーランド選手は、チームメートと距離を置いたまま歓喜を分かち合った。

ドルムントは4―0でシャルケを制したが、試合後の握手はなく、ハーランドの話すマイクはラップのようなもので包まれていた。

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