インド、月探査機の打ち上げ成功 宇宙超大国入り目指す

インドの月探査機が打ち上げに成功

ニューデリー(CNN) インドは22日、無人月探査機「チャンドラヤーン2号」の打ち上げに成功した。宇宙超大国を目指す同国にとって画期的な瞬間だった。

チャンドラヤーンはサンスクリット語で「月の乗り物」の意味。アンドラプラデシュ州スリハリコタにあるサティシュダワン宇宙センターから現地時間の22日午後2時43分に打ち上げられた。

打ち上げは当初15日に予定されていたが、直前になって技術的問題のために延期されていた。インドが月面着陸に成功すれば、米国、中国、旧ソ連に続いて4カ国目となる。

チャンドラヤーン2号は重さ3.8トン。軌道周回機と着陸機、探査機の3段階で構成される。いずれもインド宇宙研究機関(ISRO)が開発した。

2カ月かけて月面から約100キロの軌道に到達し、着陸機の「ビクラム」(インド宇宙開発のパイオニア、ビクラム・サラバイ氏にちなむ)を本船から切り離して、南極付近の月面に着陸させる。

探査機の「プラギヤン」(「知恵」の意味)は月の時間で1日(地球時間で14日)かけて、月面の鉱物や化学物質を収集する。

軌道周回機は1年がかりで月面の地図を作成し、月の大気について研究する。

インドは「チャンドラヤーン1号」の打ち上げに続き、2014年にはアジアの国として初めて探査機を火星の軌道に送り込むことに成功した。17年には低予算で運航する人口衛星104基を打ち上げている。

モディ首相は今年、自国の衛星1基を撃墜する実験に成功したと発表していた。衛星撃墜を成功させたのは4カ国目。インド外相は「宇宙の軍拡競争に参戦する意図はない」と強調している。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]