「エリア51急襲」の計画、米空軍が察知? 「態勢整えている」

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「エリア51急襲」を呼び掛けたイベントについて、米空軍が「態勢を整えている」とコメントした/Getty Images

「エリア51急襲」を呼び掛けたイベントについて、米空軍が「態勢を整えている」とコメントした/Getty Images

(CNN) 宇宙人説が飛び交う米ネバダ州の米空軍基地「エリア51」にみんなで押し寄せようと呼びかけたフェイスブックのイベントに対し、米空軍が「態勢を整えている」とコメントした。

問題のイベントは、エリア51にみんなで押し寄せて、人気漫画の「ナルト」をまねた「ナルトラン」に参加しようと呼びかける内容で、実施予定は9月20日となっている。

ただしページ上の固定された投稿には、「これは冗談です。本当に計画を実行するつもりはありません。ただ面白いと思い、インターネットでちょっと注目してもらおうと思っただけです」というただし書きがついていた。

それでもインターネットにはイベントに関連する動画や冗談の投稿が飛び交った。注目度は一層高まって、ついには空軍が、差し迫った急襲計画があることを察知した。

空軍の広報はワシントンポスト紙に対し、「(エリア51は)米空軍のための演習場であり、米軍の部隊の訓練の場に来ようとする人は誰であれ、我々が阻止する」とコメント。「米空軍は常に、米国とその資産を守る態勢を整えている」と言い添えた。

エリア51は空軍基地だったことが2013年に正式に確認されたが、未確認飛行物体(UFO)や宇宙人が隠されているという陰謀説は何十年も前から飛び交っている。米中央情報局(CIA)が公開した文書では、CIAの実験場として使われていたことが確認された。

米政府はUFO研究に2200万ドル(現在のレートで約23億7500万円)を費やしていることを確認。先月には米海軍兵がUFOに遭遇したとする情報について、米上院議員が説明を受けていた。

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