愛犬の「無実」をDNA鑑定で証明、殺処分免れる 米

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前の飼い主が死亡した後、ジェブは介助犬としてジョブさん一家に引き取られた

前の飼い主が死亡した後、ジェブは介助犬としてジョブさん一家に引き取られた

サワさんの通報で動物管理当局が駆けつけ、ジェブは捕獲された。9月19日、セントクレア郡の裁判所はジェブを「危険な動物」と認定し、殺処分を命じる判断を言い渡した。

この判断に納得できなかったジョブさん一家が思いついたのが、人間の裁判で使われるDNA鑑定だった。

この時点でブラッドの死骸は凍結保存されていたことが判明。ジョブさん側は、ブラッドの傷口に残っていたDNAとジェブの口から採取したDNAをフロリダ大学の法医学センターに送り、一致するかどうかの鑑定を依頼した。

ジェブが捕獲されてからちょうど2カ月後の10月24日、同センターのDNA専門家から鑑定結果が送られてきた。傷口のDNAは、ジェブのDNAとは一致せず、アンマリー・クラーク鑑定官は「(ブラッドを)殺した犬はジェブではない」と結論付けていた。

「私たちは安堵した。心から安堵(あんど)した」とペニーさんは語る。

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