スペースX、ロケット打ち上げ再開を14日に延期 悪天候で

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スペースXの無人ロケット「ファルコン9」

スペースXの無人ロケット「ファルコン9」

ニューヨーク(CNNMoney) 米宇宙開発企業スペースXは8日、カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地で同日予定していた無人ロケット「ファルコン9」の打ち上げを、強い風雨のため14日に延期すると発表した。

ファルコン9は昨年9月1日、打ち上げ前の試験中に爆発し、搭載していた米フェイスブック出資の通信衛星もろとも大破した。

スペースXと米国の航空宇宙局(NASA)、連邦航空局(FAA)、国家運輸安全委員会(NTSB)、空軍が原因を調査する間、新たな打ち上げは中止されていた。

スペースXは2日、液体酸素タンク内の高圧容器の破損が原因だったことが分かったと発表。FAAは6日、この調査報告を受け入れると表明していた。

今回の打ち上げでは、米衛星通信大手イリジウム・コミュニケーションズの通信衛星「イリジウム・ネクスト」10基を軌道に投入することになっている。この衛星には、同社の子会社エアリオンが開発した航空機監視システムも搭載される。

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