成体で歯失う恐竜の化石、鳥類がくちばしを持つ理由解明か

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リムサウルスの成体の化石(左)と幼体の化石。幼体の化石には歯が見える

リムサウルスの成体の化石(左)と幼体の化石。幼体の化石には歯が見える

アヒルのようなくちばしをもつカモノハシや一部の魚類、両生類の中には、成長すると歯がなくなる種も存在する。しかしワン氏によれば、爬虫類(はちゅうるい)や恐竜の化石にそうした現象が見つかったのは初めてだという。

リムサウルスの化石が見つかったくぼみは深さ1~2メートルほどあり、マメンチサウルスのような巨大恐竜が火山灰に覆われた大地を歩いた時にできた足跡の可能性があるという。

ジョージワシントン大学のジェームズ・クラーク教授は今回の発見について、恐竜の子孫と考えられている鳥類がくちばしを持つようになった経緯を解く手がかりになるかもしれないと解説している。

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