ハリケーン観測衛星で風速を計測、予報精度向上へ NASA

「サイクロン・グローバル・ナビゲーション衛星システム」のイメージ図

「サイクロン・グローバル・ナビゲーション衛星システム」のイメージ図

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は14日、航空機でロケットを上空へ運んで放出し、ハリケーン観測のための小型衛星を軌道に乗せる「サイクロン・グローバル・ナビゲーション衛星システム(CYGNSS)」を展開する。

航空機は現地時間の14日午前8時20分に出発予定。商用型機に搭載されたロケット「ペガサス」を高度約4万フィート(約1万2000メートル)に達したところで放出し、ブースターを使って宇宙へ送り込んで、小型衛星8基を軌道上に展開する。

衛星は互いに連携しながら海洋上のハリケーンや台風といった熱帯低気圧の風速を観測し、予報の精度向上に役立てる。

これまでの衛星では、熱帯低気圧の場所や降雨の状況を継続的に観測することはできても、雲の下の風までは観測できなかった。CYGNSSのプロジェクトを主導するミシガン大学のクリス・ラフ教授は「これで初めて衛星を使ってハリケーンの中までの観測が可能になり、上陸する時点での強さを予想できるようになる」と解説する。

小型衛星はそれぞれ家庭用電子レンジほどの大きさで、小型バスほどある一般的な気象衛星に比べるとずっと小さい。

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