クモの糸が導く未来<1> 再生医療に新たな可能性

クモに関する研究を40年以上続けているフリッツ・ボールラス教授

クモに関する研究を40年以上続けているフリッツ・ボールラス教授

(CNN) 英オックスフォード大学の屋根の上に設けられた一画。温室に改築した室内では十数匹のジョロウグモが巣を張っている。世話をするフリッツ・ボールラス教授は40年以上にわたりクモと付き合っており、その力に深い造詣を持つ。

クモの紡ぐ糸は、同じ重量で比較した場合には鉄を上回る強度がある一方、極めて柔軟だ。糸の生成にはそれほどエネルギーを必要としない。多くのクモはその糸を食べて再利用し、毎日のように新しい網を生み出している。

ボールラス氏はこうしたクモの力を人体に活用したい考えだ。現在はクモ糸からインプラントを作製する研究に取り組んでおり、再生医療のあり方を一変させる可能性も秘めている。

ボールラス氏はオックスフォード大学の学生だった1960年代、当初は伝書バトの飛行パターンを研究していた。しかし大学の研究で取り上げられることの少なかったクモに興味が移った。

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