スペースXのロケット、発射台で爆発 FBの衛星も搭載

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ロケットの爆発で立ち上った煙=Frank Jakubetz

ロケットの爆発で立ち上った煙=Frank Jakubetz

爆発は現地時間の同日午前9時7分に発生し、連鎖的な爆発が4分以上も続いた。発射台は米空軍の施設で、スペースXにリースされていた。同社は2010年以来25回にわたってこの発射場からロケットを打ち上げ、国際宇宙ステーション(ISS)への物資補給や衛星の打ち上げを行っていた。

1日の爆発が起きる以前にスペースXは米航空宇宙局(NASA)と契約を結び、ケープカナベラルにある別の発射台を今後の打ち上げに利用する計画を進めていた。この発射台はかつてスペースシャトルの打ち上げに使われていたもので、スペースXが設備の改修に当たっている。

NASAの施設は今回の爆発による損傷を免れ、打ち上げを数日後に控えて隣接する発射台に設置されていたロケット「アトラスV」も無事だった。

スペースXはNASAとの間で宇宙飛行士をISSに送り込むための有人宇宙飛行の契約も結んでいて、2017年中にNASAから有人宇宙飛行計画の承認を受ける見通し。

ケネディ宇宙センターの広報は有人宇宙飛行への影響について、「現時点ではまだ分からず、臆測を口にするのは適切ではない」と話している。スペースXを含む民間企業との提携については依然として確信を持っているとした。

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