ロボットが「ヒッチハイク」 カナダ横断に挑戦中

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バケツの胴体に人工知能や音声認識などの機能を詰め込んだ「ヒッチBOT」=ライアソン大学提供

バケツの胴体に人工知能や音声認識などの機能を詰め込んだ「ヒッチBOT」=ライアソン大学提供

車に乗せた人間は専用サイトをチェックするよう求められ、交通量の多い道路上ではなく休憩所やガソリンスタンドで降ろすようにといった指示を受ける。

旅の行程はGPSを使って記録し、内蔵のカメラで30分ごとに撮影した写真をインターネットに投稿。

出会った人たちと交わした会話は相手の許可を得た上で、音声日記として記録できる。

最終目的地となるブリティッシュコロンビア州ビクトリアの美術館「オープンスペース」に到達するためには、いずれヒッチハイクで船に乗せてもらう必要がある。到達までどのくらいかかるかは不明だ。

研究チームによると、最初はロボットがいたずらされることも懸念したが、「ソーシャルメディアなどでたくさんの人たちに支えられ、楽観的な気持ちになった」「(ロボットを乗せた人たちは)みんな、ヒッチBOTと一緒にいたおかげでたくさんの出会いがあったと言ってくれた」という。

「誰もが立ち止まって写真を撮ったり話しかけたりしてくれた。つまりこれは、技術が人間同士を結び付ける興味深いケースと言える」と両氏は解説している。

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