米空軍の超音速機、発進直後に破壊 マッハ6到達せず

NYからロンドンまで1時間以内 米空軍がマッハ6の極超音速機の飛行試験

(CNN) 米空軍が14日に飛行実験を行った無人超音速機「X51Aウェーブライダー」は、発進直後に制御不能に陥って破壊された。目標としていたマッハ6(時速約7300キロ)には到達できなかった。国防総省が15日に明らかにした。

同機は大気中の酸素を利用するスクラムジェットエンジンを採用し、300秒の飛行でマッハ6に到達することを目指して、カリフォルニア州沿岸沖でB52戦略爆撃機から発進させた。しかし飛行できたのは16秒間のみだった。

機体をコントロールする尾翼部分に問題があり、打ち上げロケットから切り離されて約15秒で制御不能に陥って、主エンジンに点火する前に研究チームが機体を破壊したという。現在は原因究明のための徹底調査を行っている。

今回の実験から何らかの情報が得られたかどうかは不明だが、空軍は飛行データの解析を経て、数週間以内に詳しい情報を公開する予定。

空軍研究所のX51Aプロジェクト責任者は「残念なことに、サブシステムに問題があり、スクラムジェットエンジンに点火する前に終了した」「エンジン点火のための条件はすべて整っており、目標を達成できるとの強い期待を持っていた」と無念さをにじませた。

X51Aは4機が製造され、実験は今回が3度目だった。4度目の実験を行うかどうかは未定だという。

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