「チキンナゲットで子どもがやけど」マックに1億円超の損害賠償命令 米フロリダ州

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
子どもがチキンナゲットで第2度熱傷を負ったとしてマクドナルドを訴えたフィラナ・ホームズさんと娘のオリビア・カラバロさん(7)=5月10日、米フロリダ州フォートローダーデール/Mike Stocker/South Florida Sun Sentinel/TNS/Getty Images/FILE

子どもがチキンナゲットで第2度熱傷を負ったとしてマクドナルドを訴えたフィラナ・ホームズさんと娘のオリビア・カラバロさん(7)=5月10日、米フロリダ州フォートローダーデール/Mike Stocker/South Florida Sun Sentinel/TNS/Getty Images/FILE

(CNN) 米マクドナルドのチキンナゲットで幼児がやけどを負ったとして、家族がマクドナルド側に損害賠償を求めていた裁判で、フロリダ州ブロワード郡の陪審はマクドナルド側に対し、総額80万ドル(約1億1000万円)の損害賠償を支払うよう命じる評決を言い渡した。

CNN提携局WPLGによると、問題とされたのはフロリダ州タマラックにあるフランチャイズ店のドライブスルーで販売されたチキンナゲット。陪審は5月の時点でマクドナルドと同フランチャイズ経営者の責任を認め、熱いチキンナゲットでやけどする可能性についての適切な注意や扱い方に関する指示を怠ったと認定していた。

陪審は19日の判決で、原告側が被った苦痛や傷跡、精神的苦痛、さらには不自由になって生活が楽しめなくなった代償として、総額80万ドルの支払いを命じた。このうち40万ドルは過去に負ったけがなどの損害賠償、40万ドルは将来的なダメージに対する損害賠償となる。

原告側の弁護団は、「先に被告側の過ちに対する責任が認められ、今回の評決では被告側がその結果に対する全責任を負わなければならないことが確認された」とのコメントを発表した。

CNNはマクドナルド側にもコメントを求めている。

「米国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]