ロシア富豪オレグ・ティンコフ氏、国籍放棄を発表 戦争理由に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ロシアの富豪オレグ・ティンコフ氏。香港でのイベント登壇時の様子=2018年10月31日/Anthony Kwan/Bloomberg/Getty Images

ロシアの富豪オレグ・ティンコフ氏。香港でのイベント登壇時の様子=2018年10月31日/Anthony Kwan/Bloomberg/Getty Images

(CNN) ロシアの実業家で富豪のオレグ・ティンコフ氏が31日、ロシア国籍の放棄を発表した。

ティンコフ氏はインスタグラムに、国籍放棄の決断を下したと投稿。「平和的な隣国と戦争を始め、毎日罪のない人々を殺害しているファシスト国家」とつながりを持つわけにはいかないと述べた。

投稿はその後、削除されたが、投稿画面を撮った画像がSNS上で拡散し、ロシアの国営メディアもこれを報じた。その中には、10月26日付でロシア国籍を放棄した証明書も含まれていた。

同氏はオンライン銀行大手「ティンコフ銀行」の親会社「TSCグループ」の設立者。ロイター通信は4月、同氏が保有するTSC株の35%をロシアの富豪ウラジーミル・ポターニン氏に売却したと伝えていた。

ティンコフ氏は英国が3月、ロシアのウクライナ侵攻を支持したとして制裁を科した人物と組織のリストに含まれていたが、これまで再三にわたり、侵攻を「狂気の戦争」と非難している。

「ロシア」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]