機内でのマスク着用義務、米航空会社が続々と解除 無効判決受け

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ユナイテッド航空の機体=ニューアーク・リバティー国際空港=2021年11月30日/Spencer Platt/Getty Images

ユナイテッド航空の機体=ニューアーク・リバティー国際空港=2021年11月30日/Spencer Platt/Getty Images

(CNN) 米フロリダ州の連邦地裁判事がバイデン政権の公共交通手段に対するマスク着用義務を無効としたことを受け、デルタ航空やアメリカン航空など米国の航空会社は18日、機内でのマスク着用を任意とすると発表した。

デルタ航空はマスク着用を任意とすると明らかにし、旅行者に「このニュースが徐々に伝わる中で今後24時間は一貫した対応が行われない可能性がある」と注意を促した。

ユナイテッド航空は声明で「国内線、一部の国際線、米国の空港ではマスクの着用義務が終わった」と述べた。

アラスカ航空もマスクは任意になったとしながらも「旅行中にマスクを着用する選択肢もまだあることを忘れないでほしい」と呼び掛けた。

アメリカン航空は「米国の空港と国内線で、顧客と従業員のマスク着用が義務ではなくなる」と発表。ただし「地域の条例や、他国への発着では国の定める要件に基づき、マスクが依然として必要な場合がある」としている。

一方、サウスウエスト航空は、従業員や顧客が「マスクを着用するかどうかを選択することができ、自身の健康を支える上で個々人が最善の決定をすることを推奨する」 と述べた。

ジェットブルーは18日、米国内ではマスク着用は任意だとしつつ、「顧客と乗務員は当社のターミナルと機内で引き続きマスクを着用してよい」とツイートした。

地上では全米鉄道旅客公社が乗客と従業員のマスク着用を義務としないことを発表した。

米疾病対策センター(CDC)は先週、マスク着用義務を来月3日まで延長した。マスク着用義務は、飛行機や電車などの公共交通機関に適用されていた。バイデン政権の当局者は、判決が見直される間、義務化は有効でないと述べている。

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