トヨタやVW、中国工場を再開へ

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吉林省長春市にあるトヨタ工場で、SUVの組み立てラインに入る作業員/Costfoto/Future Publishing/Getty Images

吉林省長春市にあるトヨタ工場で、SUVの組み立てラインに入る作業員/Costfoto/Future Publishing/Getty Images

香港(CNN Business) トヨタ自動車や独フォルクスワーゲン(VW)が、新型コロナウイルス流行によるロックダウン(都市封鎖)の影響で数週間にわたって停止していた中国の工場を徐々に再開している。

トヨタは18日、吉林省長春市にある工場の再開に向けて準備を進めていると明らかにした。同地は中国最大級の自動車産業の中心地のひとつだが、1カ月にわたり操業を停止していた。

トヨタによれば、長春市にある工場の再開の準備を先週末から進めているが、全面的な再開の時期はまだ決まっていないという。

トヨタは3月14日に長春市にある工場での製造を停止していた。

VWは18日、長春市にある工場での製造を再開したと明らかにした。同工場は3月半ばに操業を停止していた。上海市にある工場の操業は依然として停止している。

ロイター通信によれば、米電気自動車(EV)メーカーのテスラは、3週間にわたって操業を停止していた上海の工場について、再開の準備を進めている。

中国では、この2年で最悪の水準の新型コロナウイルスの流行を受けて、当局は「ゼロコロナ」戦略を強化し、複数の主要都市でロックダウンを行い、数千万人に影響が出ている。

上海や吉林省などでの厳格なロックダウンは、世界的に自動車に対する需要が強いなかで、出荷に遅れが出る危険性がある。

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