米ウォルマート、銃器と弾薬の陳列を再開

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ウォルマートが銃器と弾薬の陳列を再開した/Andrew Caballero-Reynolds/AFP/Getty Images

ウォルマートが銃器と弾薬の陳列を再開した/Andrew Caballero-Reynolds/AFP/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米小売り大手のウォルマートが銃器と弾薬の陳列を再開したことがわかった。ウォルマートは先ごろ、ペンシルベニア州フィラデルフィアで警官が男性を射殺したことに対する抗議を受けて、予防措置として一部の店舗の売り場から銃器と弾薬を撤去していた。

ウォルマートの広報担当は、先ごろ起きた暴動の結果、一部の店舗に損害が出たため、売り場から銃器と弾薬を撤去して安全な場所に移すよう要請したと述べた。そのうえで、現在の状況は地理的に限定されたものであることから、銃器と弾薬を売り場に戻し始める決断を下したと語った。

今回の決断は大統領選の投票日まで数日という時点で下された。一部の事業者は窓に板張りを施すなどして選挙後の混乱の可能性に備え始めている。

新型コロナウイルスの感染が拡大するなかで、銃器や弾薬の販売はこれまでにない水準で増えている。銃器の販売業者や業界の専門家によれば、民主党の大統領は銃規制強化につながる可能性があることから大統領選のある年は通常、銃器や弾薬の販売は増加するという。

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