NYダウ2353ドル安、S&Pも弱気相場入り 米入国停止受け

トランプ氏による欧州の大半の国からの入国停止の発表などを受け米国株が急落
/Chip Somodevilla/Getty Images

トランプ氏による欧州の大半の国からの入国停止の発表などを受け米国株が急落 /Chip Somodevilla/Getty Images

ニューヨーク/香港/ロンドン(CNN) 12日の米ニューヨーク株式市場は、ダウ工業株平均が2353ドル下落するなど急落し、米株の広範な指標であるS&P500も弱気相場入りした。

これに先立ち、トランプ米大統領は新型コロナウイルスに関する国民向けの演説を行い、欧州の大半の国からの入国停止を発表したが、投資家の求める経済や医療面での包括的な対策は打ち出せていなかった。

この日の市場は1987年10月19日の「ブラックマンデー」以来の急落となった。

S&P500は9.5%安で、直近の高値から20%下落する「弱気相場」に突入。これによって米史上最長の強気相場は終わりを迎えた。

ダウの下落率も10%近く、ブラックマンデー以来の急落となった。1日の下げ幅は過去最大。

ナスダック総合指数は9.4%安だった。

一方、欧州では、欧州中央銀行(ECB)が債券購入の拡大などを表明したが、既に歴史的な低水準にある金利の引き下げは見送り、投資家の失望を招く結果となった。

ECBの対応を受け、欧州市場はさらに下落。ロンドンのFTSE100は終値が10.9%安となったほか、ドイツのDAXは12.2%安、フランスのCAC40は12.3%安で取引を終えた。イタリアの代表的な株価指数も17%近く下げた。欧州を幅広く網羅する株価指数「ストックス600」は11%以上下げ、過去最大の下落率を記録した。

トランプ氏が発表した入国停止措置は13日深夜0時から30日間で、イタリアやドイツ、フランス、スペインなど、国境管理がないシェンゲン圏内の26カ国に適用される。英国は対象に含まれない。

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