「最古のポルシェ」、競売で買い手が見つからず

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「最古のポルシェ」に買い手はつかなかった/Staud Studios/Courtesy of RM Sotheby's

「最古のポルシェ」に買い手はつかなかった/Staud Studios/Courtesy of RM Sotheby's

ロサンゼルス(CNN Business) ドイツの自動車メーカー、ポルシェの名前が車体に記されたビンテージカーが競売にかけられたものの、買い手が見つからず、競売が不成立となる出来事があった。

出品されたのは「タイプ64」というモデル。正確に言えば、ポルシェが製造したわけではないが、現在のポルシェのスポーツカーの「祖先」として役割を果たしたのは明白で、最高2000万ドル(約21億円)の値段がつくとみられていた。

しかし、17日に米カリフォルニア州で行われた競売では、最高1700万ドルの値がついたものの、最終的に競売は成立しなかった。1700万ドルが、最低競売価格に届かなかったためとみられる。

ネット上に投稿された動画には、1300万ドルで競売が始まったものの、入札価格を示すスクリーンには「3000万ドル」の値段が表示されていた。このミスは「7000万ドル」まで続き、その後、1700万ドルに修正された。

Staud Studios/Courtesy of RM Sotheby's
Staud Studios/Courtesy of RM Sotheby's

RMサザビーズは入札価格の表示について、単純なミスだと釈明した。

もし、1700万ドルで落札されれば、ポルシェの名前を冠する車としては史上最高値だった。7000万ドルなら、競売で落札されたあらゆる車の中で最も高い落札価格となった。

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